“祈り”を、未来へつなぐ。──
原爆の日に捧ぐ、ひとつの供養
毎年8月6日、能勢町・金剛寺にて一つの静かな法要が営まれています。
原爆によって幼くして命を落とした姉の魂を慰めるために、その弟である当社代表・山田英男が建立に関わったこのお寺には、家族の祈りが深く刻まれています。
法要は、過去の悲しみを繰り返さないという願いとともに、平和と再生を祈る時間でもあります。小さな手を握った記憶が、今も人と人を結び、静けさの中に温かな想いを残しています。
企業として、文化と心を守るということ。
山田不動産では、事業活動に加え、地域文化や精神的価値を未来に受け継ぐ取り組みをCSRの一環として大切にしています。 金剛寺での追善供養は、私的な祈りにとどまらず、戦争や災害で命を奪われた人々への慰霊の象徴ともなっています。 私たちは、不動産という「かたちある資産」を扱う企業だからこそ、“かたちにならないもの”の大切さを、次の世代に伝えていきたいと考えています。 文化を守り、記憶をつなぎ、社会と心を照らす──それもまた、私たちにできる貢献のひとつです。